採用応募される方へ先輩からのメッセージ
ここでは当社に在籍中の皆さんの先輩方から、実際に入社してからの生の声をお届けします.
応募を検討される際にご参考いただければ幸いです.
就職活動中の皆さんへ(長崎営業所 主任・潜水士 T.M.)
私は大学在学中,水産学部で海洋・生物について専攻し,4年生の卒業研究では,「ロウソクギンポ」という魚の繁殖生態についてシュノーケリングをしながらフィールド調査を行いました.
当社に入社してからは,潜水士として職務に就いています.
仕事の内容は,海の中では船舶の検査や港湾土木工事,海洋調査などを行い,陸の上では機械のメンテナンスやダイビング商品の販売などを行っています.
私達の仕事は,「海の何でも屋」と言って良いほど様々な分野の仕事があります.初めの頃は,自分が今まで学んだこととは違う課題が多く,慣れるまで大変な事もありました.
しかし,日々新しいことにチャレンジでき,今では,遣り甲斐のある仕事だと感じています.
また,海の中で潜水士が必要とされる仕事は多く,さらにその幅が広がる可能性は,まだまだ沢山あります.
今携わっている仕事以外に,新たに自分達で仕事を見出し,また,作り出していける面白さを感じています.
最近では,潜水士として,大学や研究機関の調査等のお手伝いをさせて頂けるようになり,大学で学んだことを生かせる分野の仕事も増えてきました.
私が仕事として,潜水士を選んだ理由は,第一に海が好きだからです.
自然を相手にしている仕事なので,荒れた海や,冷たい水の中,夜の海に潜ったりと,体力的にも精神的にもキツく,危険な仕事ではありますが,海が好きだからこそ続けていけるのだと思います.
今,就職活動をしているみなさんは,今後どんな仕事であれ,様々な面で苦しく,大変なことがあると思います.
しかし,自分が好きなこと,興味のある仕事があれば頑張っていけるはずです.
是非,自分の仕事をみつけられるように頑張ってください.
長崎営業所 主任 T.M. (平成16年度入社 長崎大学水産学部卒)
就職活動をされている皆さんへ(呉営業所 所長・潜水士 T.K.)
私は,幼少期の頃より両親に海水浴に毎年連れて行ってもらった影響で,海のことが大変好きになりました.
中学生の時に,大好きな海に関わる勉強をするため,海洋高校へ進学する事を決意し,京都府立海洋高等学校へ進学しました.
そこで初めてスクーバダイビングと出会いました.
その後,スクーバダイビングの技能を高めるため,日本海洋技術専門学校へ進学しました.在学中に学んだことを生かし,卒業後は,ダイビングインストラクターへの道に進み,現地ガイドダイバーとして3シーズンをインストラクターとして活動しました.
当社に転職・入社してからは,船舶の検査・修理作業や,港湾土木工事に従事したり,私達が普段お世話になっている潜水用高圧空気容器の耐圧検査業務などを行ってきました.もちろん,インストラクターとしても活動しています.
私達潜水士は,陸上とは異なる特殊な環境下(水中)で仕事をします.そのため,多くのリスクを背負います.減圧症などのリスクを避けるためには,知識の涵養と十分な安全対策を施さなければなりません.
また,陸上では工種ごとに専門職の方がおられ,分担体制が確立されていますが,水中では工種別の専門職はなく,潜水士が様々な工種の専門技能や知識を満遍なく身に付け,ほとんど全ての作業を自分で行わなければなりません.
そのため,一人前の潜水士になるには極めて長い時間が必要とされます.
私もこの仕事に就いて10年が経ちますが,まだまだ半人前です.
日々刻々と変化する海況と同じで,私たちも日々進化し,新たな心構えで仕事に取組んでいます.
私が潜水士として今日まで仕事が出来るのは,良い会社,良い人材に恵まれたからだと実感しています.
また,私自身「海が大好き」だからこそ,今の仕事が出来るのだと確信しています.
就職活動をされている皆さん,色々考えることがあると思います.
そんな時は,まず「自分自身何がしたいのか?何が好きなのか?」よくよく考えてみてください.
一番難しい質問だと思いますが,その答えが出た時,必ず道が開けます.
その道は厳しい道かもしれません.しかし,挑戦する価値ある道です.
是非頑張ってください.
呉営業所 所長 T.K. (平成13年度入社 日本海洋技術専門学校総合海洋技術学科卒)
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