5月27日(日) 志賀島・白瀬

天気:晴れ 風:南東 海況:午後より波 気温:26℃ 透明度:10m

急に暖かくなったように感じ、ウエットダイバーお目覚め?さあ海へ!!
ゲストも久しぶりの海を楽しんでいただく。P3ではイシダイノ幼魚が今日も元気よく泳いでますよ〜
午後は少し風が強くなりましたが、心地よいダイビングを満喫してきましたよ。

さて、今日もツノガニさん居ました。先日の脱皮の謎ですが、謎に迫っていると。。。。

このような話を聞きました。

カニが脱皮をするということを意外に知らない人が多いのとのこと。
白瀬でもたまーに、抜け殻を見るのであぁ脱皮するんだと思っていたのだけど・・・
カニはエビたちと同様、脱皮を繰り返すことで自身が大きくなり成長します。しかし、カニはエビのように頻繁に脱皮をしません。約2年周期だそうです。
白瀬の殻は約2年もの!そう思うとレアですね(笑)
とここまで、脱皮の話しを書いたのですが、ちょっとそれた脱皮の話をどうぞ。

皆さんはカニを見た時に足が1本少ないカニを見たことありませんか?意外と多くこういうカニは見られるようです。カニは自切と言う、自身に危険が迫ると自分の足をハサミで自ら切って逃げると言う護身術を持っているそうです。タコでも話をききますね。

これは敵に捕まっても切り離すことで危機を脱することができるという理由の他にもう1つ!
カニを食べる時、脚をもぎ取るようにして切ると思います。こうすることで、付け根の部分に身肉がついてきて食べやすいと思います。実はこれと似たような理由で、外敵に脚をもぎ取られてしまうと、身肉ごと引き抜かれてしまい、大きな怪我と同時に大量の出血を伴います。
出血をすることで嗅覚の鋭い外敵に嗅ぎ付けられて更なる危険を起こしてしまいます。
そうなってしまう前に自らのハサミですっぱり切ってしまうことで鋭利な断面は出血も少なく、危機を軽減させることにも役立っているのです。


というお話を聞きました。
さて、この失った脚はどうなるか???
なんと、また再生しちゃいます!
脱皮を行う際に脚の再生も行われ、脱皮を繰り返すことで脚もどんどん再生される。

そして、衝撃なオマケ話もいただきました。。。

カニは殻だけではなく胃の中も脱皮するのだそうです。きゃー!
Arogonさん貴重なお話ありがとうございました。
(都)


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