6月 14日 (水) ウミガメ講習会 |
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今年もうみがめについての勉強会を開催!
昨年に続き、福津市うみがめ課の職員さん、つやざき千軒いきいき夢の会の秦さんに講習をして頂きましたよ。
今ファンダイブなどで利用の多い津屋崎・恋の浦。もうそろそろ、産卵の為に浜に帰ってくるので、うみがめのことを理解し、うみがめとダイバーが安全に楽しく潜れるよう福岡のダイビングショップさん、ダイバー対象にの講座です。多くの方々に集まって頂きました。
昨年とは違ったお話が聞け、今回も色々とうみがめについて詳しくなりましたよ。
呼吸と産卵、種類と棲み分け・食い分け、産卵から子がめの帰海、などなど説明はとても分かりやすく、そして楽しく!
よく聞く、産卵中の母うみがめの涙、あれは苦しくて泣いているのでは無いそうです。
海亀類やカモメなどの海鳥類は、知らないうちに餌といっしょに、海水を少しづつ飲みこんでいるため、体の中にとりこんだ海水を体外に出しておかないと、過剰な海水の成分のために死んでしまいます。そのため、飲みこんだ海水の塩類をまとめて出する器官(塩類線)から出すそうです。うみがめの場合たまたま眼の上にあり、眼から涙のようにあふれでる体液は、この濃縮された塩類だそうです。これは、海中でも常に出て、産卵のため上陸してきたときに、私たちには涙のように見えるのです。
今も多くのボランティアの方が、夜中の見周りや明け方の確認を行っているそうです。
私たちも何かできないでしょうか・・・。まだまだ、謎の多いうみがめ。これからも環境に配備できるダイバーになりたいと強く思いました。 (都)
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