5月3日(祝)〜6(祝) 鹿児島・徳之島
天気:晴 風:北東 海況:なぎ 気温:28度 水温:22度 透明度:30M
 暑かった。どんたくが中止になったとは今でも信じられないほど徳之島は晴れていた。
 初日のビーチ。「目が合うと逃げちゃうよ」と言われていたカンパチたちは目を合わせてもクルクルと私達の周りを回ってくれた。いたるところにハリセンボンが浮いており、砂地の上にもたくさん転がっていた。ハリセンボンと一緒に砂地の上にテンス(幼魚)もいた。恥ずかしながら、テンスが砂の中に潜ってしまうとは今まで知らず、我れ先に写真をとったらゲストが写真をとる前にひょいとテンスは砂の中に潜ってしまった。
 次の日のボート。やはり、ここに来たらコブシメを見ないと帰れない。この日は20匹ほどのコブシメが産卵を繰り返していた。2本目はカスミチョウチョウウオがたくさんいるところ。根のてっぺんにうじゃうじゃと彼らがいた。深かったためにあまり長居はできなかったが、根の下のほうにはハナゴンベやらサザナミヤッコやらウメイロモドキやらがいた。
 前の晩はイセエビ入りの鍋だったが、この日の晩はイセエビの焼き物と夜光貝のお刺身だった。豪華な食事に気分も機嫌もよくいただいたが、デリケートな胃腸を持つ私はその後、2時間ほどトイレから出られない状態に陥った。
 体調も元に戻った3日目。1本目はヒレナガカンパチとイソマグロが確認できた。私は見ていないが、この日も前日もカメもいたらしい。午後からは大阪から来たご夫婦の水中結婚式がだった。ダイビングは初心者の奥さんは潜降もキスも苦労していた様だったが、夜のパーティではだんなさんと2人、目にうっすらと涙を浮かべて感激している様だった。
 最終日。浅いビーチでスノーケリング。ウミウシスペシャルと呼ばれているポイントだが、不覚にもウミウシを見つけたのはひとりだけだった。岸にいたゲストの2人が見つけた”片手で持ち上げられるくらいの石ころの中にいたカエルウオ”がとても可愛らしかった。
 とても楽しい4日間。ゲストの皆さん、徳之島サブマリンフォトスの板垣さん、市川さん、お手伝いに来ていた皆さん、金見荘の皆さん、一緒に潜った皆さんありがとうございました。(橋)