3月23日(土)〜24(日) 鹿児島・指宿
天気:曇 風:北西 海況:うねり 気温:14度 水温:16度 透明度:8〜10M
 急に寒くなった。風も強い。坊津に行く予定だったが、荒れている可能性が高かったため、初日は桜島へ。桜島にしては透明度がよく、特に珍しいものは見られなかったが、その特異な海を楽しんだ。
 2日目。予定通り、指宿の神瀬へ。しかし、うねりが大きい。上から見るからに視界もよくなさそう。ではあったが、エントリー。イソギンチャクの絨毯。トサカ類のお花畑。ムチヤギの群生。透明度がよければそれは楽しいだろうということは十分にうかがえた。
 2本目は船酔いやエキジットで疲れた人がいたため、波をさけて錦江湾内の知林ヶ島へ。エントリーして全員の集合を待っている間、ハゼでも探そうと砂地をよく見た。砂地には何やらうごめくものがあった。ワレカラだった。さらによく見るとその広い砂地の全てが無数のワレカラに覆い尽くされていた。ネジリンボウは水温が低いとかで穴から出てこない。何だかお客さんに申し訳ないツアーになったな、などと考えていると岩陰に黒い塊を発見。ナマコかな?と思って近づいてみるとイザリウオだった。辰ノ口のイザリウオもいなくなったし、この発見は正直ありがたかった。その後、お客さんがもう1匹見つけて、帰りの車中はイザリウオのおかげで盛り上がった。(橋)