ザーザーザー。降りしきる雨の中、少し憂鬱な気分で鹿児島へと向かう。しかし、1日目のビーチポイントについた頃に雨が小康状態となりズブ濡れになりながらのセッティングは免れた。山水が少し入り込んではいたものの透明度はまぁまぁよく、楽しめた。
ダイビングのあと、時間に余裕ができたので「白波」が大好きなお客さんのために薩摩酒造の白波工場見学に行く。目的は試飲。もちろん、お買い物もして、同じ敷地内にあるビアハウスで芋ビールにもチャレンジしてみた。芋好きな人にはいいが、芋嫌いな人にはお勧めできない味だった。
温泉風呂に入り、上がってくると風が強くなっていた。明日は潜れるのだろうかと心配しながら宿へ。
ご飯を食べた後、定年を迎えて坊津の秋目に家を建てて暮らしているご夫婦の元へ案内され、ここに泊まることに。海の目の前に建てられた大きな家は超・自慢話が大好きなご主人の夢だったとか。
次の日、信じられないほどのお天気とベタ凪の海にエントリー。透明度は悪くないが、水深が深くて底までは見えない。10Ｍ、15Ｍ、17Ｍと入っていくうちに突然、水が冷たくなった。昨日の水温は23℃。船長のお兄さんも23℃あるよ、まだまだ大丈夫だよと笑っていた。予想しなかった水温にやる気をなくしてしまったが、イサキの群れやムレハタタテやキビナゴの大群などが励ましてくれた。
2本目。ベストを着込んでエントリー。気合を入れて入ったが、ここは水温が高かった。サザナミヤッコの幼魚やイサキの成魚の群れなどがいた。
先日、所ジョージのダーツの旅でこの地が選ばれ、地元の人がカジキを持って東京に行ったらしい。今月の28日に放送されるそうなのでぜひ、見てあげてください。（橋）