3月20日(祝) 志賀島・白瀬
天気:晴 風:なし 海況:凪 気温:17度 水温:13〜14度 透明度:7M

 時刻は遅く、16時過ぎのエントリー。海草がワサワサと生い茂る海中はヌタと呼ばれる浮遊物がたくさんあり、残念ながらの透明度。時間も時間なのでうす暗い。一時期より少し水温は上がっているが水はまだ冷たく、クサフグの動きも鈍い。しかし、生い茂るワカメの陰には将来何になるのかも分からない小さな稚魚の姿があり、ちっちゃくてかわいいクラゲの赤ちゃんの姿もチラホラ。冬が去り、海中にも春が訪れたようだ。

 時刻はさらに進み、19時過ぎ。夜の海に潜ってみる。親指ほどのミミイカ、名前の分からない小さなエビ、海草をくわえて眠るアミメハギ、砂地にへばりついているアカエイetc・・。実はこの時期、昼より夜の方が見られる生物が多い。
そしてなんといっても美しかったのは、無数に光る夜光虫。昨年の今ごろもそうだったが、寒い時期の方が夜光虫の個体は大きいようである。上がり際、背の立つところに一匹のハリセンボンが・・・。いけないとは思いつつ、やっぱりつかまえていじめてしまった。ゴメンなさい。(橋)