8月24日(木)  志賀島・白瀬    
天気:晴 風:西 海況:なぎ 気温:33度 水温:27度 透明度:2〜7M
今日は月曜日に見つけておいたタコの卵を見にいこうと思っていた。しかし、沖へ出れば出るほどに黄土色に山吹色を混ぜたような海水が層になって帯状に広がっている。その中に入ると少し水温が高く、著しく視界が悪くなる。カマスの群れが濁りの中から突然現れ、あっという間に濁りの中へ消えていく。
タコの卵はちょっと遠いところにある。あまり動き回るとはぐれる人もいるかもしれない。2本目、ひょっとすると上げ潮できれいな水が入ってくるかもしれない。そう信じたい。そう信じよう。ということで1本目は無理しないことにした。
期待の2本目。オッ!イイ感じ!と思いながら沖へ進むと層になっていた濁りはうまい具合に交じり合って全体的に黄土色に山吹色を混ぜたような色が完成していた。上げ潮にのってさらに濁りが押し寄せてきた感じ。沖へ出るのはあきらめた。タコの卵もあきらめた。そのまま帰るのももったいないので近場のP8で遊んで帰ることにした。岩のとっぺんにはソラスズメダイがたくさん。でも、せっかく潜りに来たのにあいにくの透明度。このままじゃお客さんがかわいそう。そう思ってハコフグを捕まえてみた。ハコフグはグーグーと怒っていたがお客さんは喜んでくれた。岩穴に隠れていたヤドカリにも出てきてもらった。アミメハギのかわいい幼魚たちもいてP8はなかなか楽しかった。
でも、あの濁りは一体なんだったのだろう?
PS 木原がP1周辺のクロユリハゼの幼魚の数が増えたと言っていました。でも、やはり、凡人の私の目では確認できませんでした。 (橋)