8月6日(日) 瀬戸内海  
天気:晴  風:なし 海況:なぎ 気温:35度 水温:23度 透明度:6〜7M
戦艦陸奥、昭和18年、爆発沈没した旧日本海軍の船である。爆発の原因は不明。攻撃を受けたわけではないらしい。船はまっぷたつに割れ、船首部分がひっくり返った状態で今も海底に残っている。
ポイントに到着して早速潜ってみた。聞いていたとおり、どよんと濁った海。ガイドロープを伝って潜降する。着底ポイントの18メートルまでが遠く感じる。少しずつ陸奥の姿が見えてくる。しかし、濁りのためにその全体像を一目で見ることはできない。たどり着いた船底部分にはイボヤギなどのソフトコーラルがポツリ、ポツリ。そこから少し、深度を下げて進んでみる。所々にハッチがあるが中の様子は真っ暗で見えない。無気味な雰囲気。一緒に行ったうちのスタッフのヒロは中に入ってみたかったと言っていたが私は中に入る気にはならなかった。魚は以外にも少なく、ウマズラハギやカサゴの類がチラホラ。陸奥は魚をも寄せ付けないのか?それとも中に隠れているのか?深いためにあまり長居はできない。この陸奥のことを全て知るには少し、時間がかかりそうだ。(橋)