スクーバダイビング講習
(課程番号02)
 

 NDAのダイビング講習は,各教室ごとに,NDA本部で認定された指導員が実施しております.ここでは,講習のおおまかな内容をご案内させて頂きます.
 
 NDAダイビング講習の最終目的は,
 
1.自分の生命は自分で守る.
2.ダイビングに等級はない.
3.人と競わない.
4.海は潜る度に新しい.
5.器具は自分に合ったものを使う.
6.器具の修理は専門店にまかす.
7.無減圧潜水を行う.
8.慎みあるダイビングを続ける.
9.体内ガス圧係数1.6以下の潜水を守る.
10.潜水心得

  1)楽しく安全に
  2)無理はしない,させない
  3)マナーを守る
  4)バディ潜水の励行
  5)水深20m以内の潜水
  6)無減圧潜水表(適用範囲でもぐる)
  7)潜水計画(記録)表(を使う)
  8)安全潜水チェックリスト(の励行)
 
を理解し,守ることです.(講習指導書 第12章まとめ より)
 

 

 NDAダイビング講習は,2日間の座学(教室指導)と同じく2日間の海洋実習で構成されます.ただし,お客様の体力や適性に応じて期間を変更することがあります.

 講習申込から認定までの主な流れは,以下のとおりです.
 (注意:各教室によって運営方法が異なる場合がありますので,下記の流れは弊社が示す一般的な流れを説明しています.詳細は各教室へお問合せください.)

1.講習申込


規定の申込書にご記入頂きます.

2.講習指導チェックリスト
(メディカルチェックリスト)

 お客様の安全のために,お客様の病気や体調,精神状態などに応じて申込をお断りすることがあります.
 メディカルチェックリストで該当項目があった場合,医師の診断を仰いで頂くことがございます.

3.講習開始


座学からはじまります.

4.実技実習
(実施前にメディカルチェックを行います.問題がある場合は指導を延期する場合があります.)


まずはプール(または浅い海域)で泳力や体力に合わせて基礎的な実技実習を行います.

5.実技演習
(実施前にメディカルチェックを行います.問題がある場合は指導を延期する場合があります.)

実海域でスクーバダイビングの実技演習を行います.
6.認定 指導結果に基づいてインストラクターが修了認定を行います.認定できない場合は,補講を行います(有料).
7.NDAカード発行


指導員の申請に基づいてNDAカードを発行致します.

 
 
 
 
講習指導書(教本)の具体的な内容は,以下のとおりです.
(初版 昭和41年4月20日,第11版 平成6年9月1日)
 
番号
科目
内容
時数
備考

1

講習の手順

指導員紹介,入会申込書,連絡先再確認,講習前チェックリストの確認,概要説明,場所・施設説明,準備物件・注意事項,個人留意点の相互確認,講習心得
1
教室
2
基礎知識 潜水のながれ,潜水の分類,一般知識,潜水の物理
4
教室
3
障害と応急手当 障害の種類,応急手当,緊急連絡
3
教室
4
減圧表 減圧表(使い方等),無減圧潜水表,減圧表,修正時間換算表,ガス圧減少表
2
教室
5
ダイビング器具

使用器具の名称,ダイビングスーツ,マスク,スノーケル,フィン,ウェイトベルト,救命衣(BC),浮力調整装置(BC),水深計,水中時計,水中コンパス,ナイフ,空気ボンベ,レギュレーター,残圧計,バック,コンポゲージ,水中ライト,ログブック,オクトバスレギュレーター,ダイビングコンピューター

3
教室
6

スキンダイビング
(実技実習)

使用器具の点検と装脱着の説明,準備体操,基礎訓練,基本訓練

2

プール
(海洋)

7

スクーバダイビング
(実技練習)

使用器具の点検と装脱着の説明,準備体操,スキンダイビング(復習),基礎訓練,基本訓練,手信号,潜水(計画)記録表,安全潜水チェックリスト
12
海洋
8
潜水による障害一覧表 潜水障害の一覧
-
教室
9
全国再圧室設備状況 全国再圧室設備医療機関の一覧
-
教室
10
用語の解説 潜水用語
-
教室
11
指導員参考資料 指導員向け指示書
-
教室
12
まとめ 総括
-
教室
(内容を現状に合わせるため,教本の内容を一部変更しております)
 
注意:上記内容の転載・転用を禁止します.
教本の著作権は日本ダイビング協会に帰属します.
 

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